2020/06/23(火)IPoE関係

PPPoEとIPoEという接続形態
携帯電話の普及に伴って、インターネットの利用が進んだ結果、従来のインターネット接続方式のPPPoEでは、NTT局舎内に設置されたPPPoEサーバでピーク時のトラフィックを捌くのが難しくなってきた。NTTのサーバ増設の判断基準となるトラフィック量が現実のユーザの利用状況と乖離していることもあり、20~24時のネットワークのスピードダウンはかなり酷い状況になってきている。
現状のPPPoEによるスピードダウンの解決策としてクローズアップされてきたのがIPoEである。なにやら新しい技術かと思いきや、何のことはないインターネット接続をイーサネットで直接接続しているかのような形になるだけだ。
IPoEを実現するためにはプロバイダ側の準備期間が必要だったが、最近になって多くのISPでIPoE化が進むようになってきた。
IPoE接続では、認証というものが存在しない。LANケーブルを接続するだけで、IPv6のインターネット接続のアドレスが付与される。市販されているルータを買ってきて線を繋ぐだけで、インターネットに繋がっているという状況になる。
IPoE下でのIPv4
IPoEで実現されるインターネット接続のプロトコルはIPv6だけである。現状では大半のインターネットサーバのサービスはIPv4のため、これを橋渡しするためのプロトコルが必要で(もちろんPPPoEとの共存という手もあるが、そうするとパフォーマンス問題は残る)そのプロトコルとして現在メジャーな方式が、DS-Liteやらmap-eといったプロトコルである。IPv6の回線を通してIPv4を使うための方式となる。原理的にはIPv4の1つのグローバルアドレスを共有するプロバイダが提供するNATのようなものだと考えることができる。プロバイダによってmap-eといっても微妙に異なるパラメータが使われているため注意が必要な状況だ。
IPoEでのサーバ運用関係
サーバ運用ではプロトコルによって特定のポートを使うものが殆どだ。IPv4でサーバを公開するのはIPoEでは困難となる。よってPPPoEでの接続を使うのが常道だと思う。
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